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最終更新日時: 2012/03/11 09:38 筆者: suzuki 2012/03/09 05:44
トテチータ・チキチータ感想 ~透明なかなしみ~ 佐藤久憲 (学生校友会代表 政経学部2年生)
上映後、私の心のなかは不思議な感覚に包まれました。
この作品は独特の世界観と複雑なストーリー展開を持っています。物語が終わりに近づくにつれて提示されてきた様々な要素が絡み合い、「希望」というメッセージに集約されていくことを感じました。また、画面上では直接的な表現はないにもかかわらず、作品全体からから漂ってくる、なんともいいがたい「かなしい」感覚、「なにかが抜け落ちている」感覚。
メッセージは「希望」、作品の雰囲気からは「寂しさ」。鑑賞直後、このギャップに感情の整理がつかず、心の中がふわふわとしていました。しかし、上映後の舞台挨拶でおっしゃられた「『透明なかなしみ』を表現したかった。」と言う言葉でようやく腑に落ちました。
この作品には「かなしみ」という土台があり、その上に「希望」があるのだと。
福島の今を撮影し、そこに漂う震災の爪痕とそれでも前を向く強さを伝えているのであると。
だからこそ、この作品は人の心に深く刺さる映画なのだと思いました。素敵な映画をありがとうございます。
古川先輩へ
撮影に相当な困難があっただろうことをお話しされる言葉の端々から感じ取りました。それでも、1つの作品を完成させた偉大な先輩として尊敬いたします。決してあきらめない力強い明治魂を古川先輩から痛いほど感じました。
「おめでとうございます。」




