２０１２年１月１２日　東京六本木ミッドタウン　ビルボードライブ東京にてベンチャーズの公演が行われました。
当クラブ会員の㈱阪神コンテンツリンク吉田氏のご厚意により会員向けご招待状を頂き、２回目の開催となり10数名の会員関係者が参加しました。　（掲載済案内はこちら）

★［ベンチャーズ］ライブを堪能！　（伊藤尊示　Ｓ４８年農学部卒　三井製糖㈱）
　久しぶりのビルボードライブ東京での音楽ライブに行きました。あこがれの［ベンチャーズ］のエレキサウンドを目の前ではじめて聞きました。ベンチャーズは1959年に結成され、特に日本においてはビートルズと並び、日本の音楽業界に大変な影響を与えたバンドだと思います。今年で結成されてから53年目になるとの事ですが、2010年には春の叙勲［旭日小綬章］を受賞されたとの事です。日本の音楽文化にかなり貢献している証拠です。
今まさに、ベンチャーズのエレキサウンドが目の前で迫力満点で演奏されている、まるで学生時代に戻ったような錯覚を覚えました。［ベンチャーズ］は、今までに何度かメンバーが入れ替わったり、かなり歳をとられたり、というイメージはありますが、演奏の迫力は、ベンチャーズの若かりし頃と全く同じで、エレキギターからは迫力のあるダイナミックなサウンドが作りだされていました。［ダイヤモンド・ヘッド］、［パイプライン］、そして日本を意識して作られた［二人の銀座］、［京都の恋］、［雨の御堂筋］が奏でられると会場は、一気に盛り上がりを見せました。観客は首を振り、体をゆすり、足をならし、手拍子と共に、ベンチャーズと観客は一体となって時間を忘れて夢に酔いしれていました。演奏が始まって感じたのは、先ずレコードで聞いた音とはまるで違って、ドラムの音がズンズン響いてくるし、サイドギターは、まるでパンクバンドのようにゴリゴリと弾きまくります。［テケテケテケ］サウンドが、ＣＤやＤＶＤで聴くのとライブで聴くのとでこんなに違うとは思いませんでした。夢に酔いしれた時間もとうとう最後、最後の曲目は［キャラバン］です。ご存じのように10分にも及ぶドラムソロ、凄い！、圧倒！としか言いようのない感動の10分間でした。［ベンチャーズ］のニュー・イヤーステージで［ベンチャーズスピリッツ］の凄さをあらためて感じました。

 ボブ・スポルディング（ベース）　　ドン・ウィルソン（リズムギター）　
リオン・テイラー（ドラムス）　ノーキー・エドワーズ（リードギター） 

★ビルボードライブ東京　ベンチャーズ公演　（鈴木靖隆　Ｈ１４年商学部卒　㈱ＴＡＫイーヴァック）
 六本木ミッドタウン内にあるビルボードライブ東京
全国紫明クラブの会員、㈱阪神コンテンツリンク吉田先輩からのご厚意でベンチャーズの公演招待券を頂き参加しました。食事とお酒を楽しみながら生演奏を聴ける至高の空間でした。私はあまり音楽に詳しくないのですが、一緒に参加した洋楽好きの友人曰く「ＪＡＺＺの生演奏、青山の『BLUE NOTE』や丸の内の『COTTON CLUB』と肩を並べる世界中で信頼されている音楽ブランド「ビルボード」が提供する『billboard-live』」との事でした（正確にこの表現が合っているのかは不明です）ので、ちょっと背伸びした社交場へ出掛けていくような思いでわくわくしながらライブを楽しみました。
六本木ミッドタウンは２００７年に開業、再開発前は六本木の防衛庁跡地でした。私が明治大学を卒業後入社した電気設備材料の商社で御世話になっていた頃、電気工事の材料を配達する車で度々再開発現場の前を走っていた事を思い出しました。当時はあの広い敷地に何が出来るのかよくわからなかったのですが、今の六本木の姿を見ると建築技術の凄さを感じずにはいられませんでした。　ベンチャーズの生ライブはとても迫力のあるものでした。私は１９７８年生まれなのでベンチャーズをリアルタイムで知っている世代ではありません。実の所、バンド名は知っているけどどんな音楽なのかよく知りませんでした。しかし演奏が始まってみると私の好きな映画監督クエンティン・タランティーノ氏の映画で使われている曲やテレビＣＭで聞いた事がある曲、また日本的サウンドを伺わせるようなものまで馴染みのある曲ばかりで、初めてベンチャーズを見た私は「こんなダンディーなおじ様方がこのかっこいい音楽をやっているのだ」と思い感銘を受けました。どこかの会社の先輩から言われた事があります「若いうちにホンモノを見ておいた方がいいよ、一流のレストランでの食事や一流のモノを経験した事があるのと、そうで無いのとでは感性が違う」と。ロックの殿堂に入るようなバンドの生演奏をミッドタウンのかっこいいお洒落なビルボードライブ東京で聴く事が出来て貴重な経験をしてとても楽しかったです。このような機会を頂き有難うございました。