最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

残念!・ ノーサイド・ 家内と一緒に - それぞれのラグビー明早戦観戦記 (荒井靖行・轡田信芳・山口貴之) 

12月4日、国立競技場でのラグビー明早戦は大接戦の末、残念ながら18-16で惜敗しました。全国紫明クラブでは総勢85名での応援観戦会を行いました。 詳しくはこちら
その参加者の中から感想文が寄せられています。

★伝統の明早戦。来年に期待!
    荒井靖行(S58年 政経学部卒 ソフトバンクテレコム㈱)

荒井靖行氏

ノーサイド直前の不可解な笛。オブストラクション。ペナルティーで母校は負けた。毎年、奇跡が起きる時間帯だが、これほど後味の悪い瞬間は初めてだ。明治・早稲田に拘わらず、この試合を戦った人、見た人は皆同じ気持ちだと思う。
試合内容は例年以上に良かった。タックルも決まっていた。天気も良く、最高のコンディションだった。でも明治ラグビーの戦い方ではなかった。反則が多い。トライを目指さない。フォワードの「縦突進」がない。あの笛は「伝統の」明治ラグビーを目指そうとしない、天国にいる北島監督の一徹。毎年12月第1日曜日の明早戦は、単に対抗戦の順位を決める試合ではない。
来年こそ、明治の「伝統」を復活させて欲しい。今年国立のバックスタンドに集まった、85人の同志のためにも!


★ノーサイドの精神を実感
   早大OB 轡田信芳(S58年卒 大多喜ガス㈱)

轡田信芳氏(右)

伊藤事務局代理とご縁があり、明早(早明?)の伝統の一戦を紫明クラブのみなさんと共に観戦させていただきました。双方のトライありPGありの大接戦で、今年は2年ぶりの敗戦かと思ったのですが・・・試合終了と同時に、上西会長から祝福の握手をしていだき、ラグビーのノーサイドの精神をあらためて実感させていただき感激しました。また、その後の懇親会も今回で3回目の参加となりますが、いつも温かく受け入れてくださり、紫明クラブの皆さんの懐の深さを感じつつ、楽しい時間となりました。来年は早稲田・明治の決勝となることを期待しています。
勝つ時もあり、負ける時もあるとおもいますが今後ともよろしくお願いいたします。

 


★ラグビー明早戦観戦感想記ー家内にルール解説しながら
     山口貴之(S61年・政経卒 ダイダン㈱)

山口貴之氏(夫人と)

前日まで3日間続いた雨模様の天気が見事に晴れ渡りまさにラグビー観戦日和となりました。早稲田のPGで先制を許したものの、前半終了時点では明治が気力で盛り返し13-3。既に帝京大学が全勝優勝を決めているだけに、後は昨年の雪辱を果たすべく宿敵早稲田を撃破するのみというテーマでしたので、気分良く後半戦を迎えられたのですが・・・あれよ、あれよという間に早稲田に逆転を許し13-15。
それでも後半30分にPGを決めて16-15で再逆転。残り時間10分+ロスタイム。
『このまま、このまま!!』『いや、もうワントライ決めて早稲田を突き放してくれ!』
1点を巡る終盤の熾烈な攻防に明治サイドは誰もがそう願っていたことと思います。。。この日は、生まれて初めてラグビーを観るという中国(湖南省)出身の家内を連れての応援でした。
「ナンデ、“ゴールキーパー”ガ居ナイ?」
「選手ニ体格差ガ有ルケド、大丈夫カ?怪我シナイカ?」
試合中、盛んに質問攻めに遭いましたが、それこそラグビーの魅力を突いたものでした。
「オフサイドの概念と、アメフトと違ってパスは後ろにしか 回せないルールを理解しないとダメだよ。 それに、ラグビーの一番の魅力はいろいろな体格の持ち主がそれぞれの役割を果たすことで、誰にでも 楽しめるスポーツだっていうことだよ。」
理解出来たか否かは分かりませんが、明治が得点する度に明大フラッグを振り翳し、私よりも大きな声で声援していたことは事実であります。恐らく、私以上に明早戦を楽しんだに違いありません。全国紫明クラブの幹事の皆様、ありがとうございました。
早稲田に雪辱を果たせるよう、来年も応援に駆け付けますので何卒よろしくお願い致します。

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