５月２６日開催された総会・例会にゲストとして参加した、声楽家竹村真実氏からメッセージが寄せられました。

竹村真実　経歴
　
山形県出身
明治大学文学部入学　在学中は混成合唱団に所属
その後、東京音楽大学音楽学部声楽専攻に進み声楽家を目指し在籍中

この度の例会で歌を披露させていただきました、東京音楽大学の竹村真実と申します。音楽の道に進んだのは明治大学混声合唱団でイタリアオペラに出会い、その魅力の虜になったことがきっかけです。
音楽大学二年生でまだまだ拙い私ですが、例会参加者の皆さま方から熱い拍手をいただき、大変嬉しく、また励みにもなりました。
  例会でも、やはり東日本大震災の話題が挙がっておりましたが、音楽界でも震災の影響で数々のコンサートが中止になり、来日をキャンセルする海外の名歌手やマエストロが続出しています。
しかし、今こそ音楽の力が必要なのだと思います。音楽に宿る生命力、創造力、前進する力、そして感動が人の心にエネルギーを与えてくれると信じています。
この度の震災は胸に刻まれ、一生忘れることのできない出来事となりました。それと同時に、私の目標も共に刻まれました。人としても音楽家としても、一本の大木のように揺らがず力強い歌手になるのが、私の目標です。