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最終更新日時: 2010/12/12 11:08 筆者: jimukyoku 2010/12/12 10:41
12月5日(日)、全国紫明クラブ会員と国立競技場にて関東大学リーグ対抗戦の最終戦 明治大学対早稲田大学の一戦を観戦しました。
師走とは思えない暖かい天候に恵まれ、絶好の観戦日和でした。特に今年の明治は6戦全勝で迎え、このカードに勝つか引き分けで12年ぶりの優勝だったので、会員(校友)としては応援にも力が入りました。私自身も国立競技場に足を運んだのは学生時代以来なので、25年ぶりでした。私の学生時代は明早戦の勝率はほぼ五分の結果でしたが、大学選手権に進むと、同志社全盛期(平尾、大八木を要して三連覇)だったので、悔しい思いをした記憶があります。
今年の明治は大学2年から日本代表に選ばれていたカリスマ選手で、昨季就任した熱血指揮官、吉田義人監督が、明大の矜持(きょうじ=誇り)を取り戻す-と宣言して、名門復活へ無敗街道を走ってきていました。
試合については、序盤に優勢だったのは明治でしたが、早稲田が2トライを決めるなど17-3とリードして前半終了。後半も縦への鋭い突破からトライを奪い、リードを広げられた。明治も終盤にトライを奪ったが、早稲田が31-15で快勝し、2年連続22度目の対抗戦優勝を決めました。
結果は残念でしたが、ラグビーに限らず、最初に先制点を取っていかに流れをこちらに引き込むかが大事だと感じました。また、良い席を取っていただいたので生で迫力のあるプレーを楽しめました。大学選手権も順調に勝ち進めば準決勝で実現する明早再戦(リターンマッチ)は、1月2日、この日苦杯をなめた国立の舞台での雪辱ですので、気持ちを切り替えて14季ぶりの大学頂点を目指してもらいたいです。
私も卒業しても母校を応援できる又は母校のことを語る機会があることはとても素晴らしいことだと思います。
武隆敬(S43 商 全国紫明クラブ副会長・広報部長)