★明日に繋がる襷　　石川　孝　　（Ｓ６３年文学部卒　　㈱リケン）

１月３日　慰労・激励会　後列左２人目が筆者

平成白熱党の石川です！三大駅伝（出雲、伊勢）観戦の最後を飾る箱根駅伝観戦を報告致します。我等白熱党は初日大手町スタート付近、新幹線で小田原駅経由箱根登山鉄道、バスにてゴール芦ノ湖へ向かいました。風が冷たく、悪天候の中での駅伝観戦です。
大手町スタート付近は隣が早稲田応援団とあっては、俄然燃える明治大学応援団は隣のコンバットマーチを遮り、狙い撃ち、神風とチャンスパターンで応酬します！早稲田を倒せ、明治の大コールであります。往路は文元君の快走と大江君の粘りの力走で四位と復路へ夢を繋げる展開です。芦ノ湖では明大ＯＢ山口箱根町長に挨拶し、明大競争部菊地主将に激励の言葉を掛けました。さて復路、山下りの廣瀬君の猛追、有村君の快走で、八区横手君は一旦は東洋大学大津選手を抜き二位浮上と明大関係者を喜ばす盛り上がりを見せました。大手町ゴール手前、明大応援団は歓喜を待ちわびて、紫紺の歌をエンドレスで大合唱でありました。
ここから先の明大を襲った悲劇については、場所を変えて明治大学駿河台校舎アカデミーコモン二階にて開催された明治大学競争部の箱根駅伝慰労会の席上からの報告にてさせて頂きます。西駅伝監督からは九区松井君の脱水症状について、三度の給水でも必死に粘り強く走っていたものの、継続か否かの葛藤で悩んだ旨の話がありました。また関東陸連にもう一度給水要請をしたものの、ルール上で脚下された経緯の説明がありました。松井君はアクシデントにも襷を繋げる最大の仕事をやり遂げたのです。そして、十区北君は次期駅伝主将でもあり、鎧坂選手の世羅高校後輩として、同じ世羅高校後輩の松井君の分も挽回しようと序盤から突っ込み過ぎてしまいます。ここで監督より北君は直前にノロウイルスにかかり、体調不十分の中で責任感から頑張っていたと話がありました。涙ながらに挨拶した、松井君、北君の気合いは来年の箱根にはきっと生かされると強く感じました。会場関係者全員より、激励の拍手が鳴りやまず、明治大学の強い絆を感じました。
競争部の松本部長の彼らを誇りに思うとの挨拶と、箱根町の山口町長の激励の言葉を受けて、最後は関係者全員による明治大学校歌の大合唱であります。母校明治を感じ、校歌で１つに心を合わせ、来年こそ明治大学は総合優勝を果たしてくれると感じました。
頑張れ明治、紫紺の旋風を巻き起こせ！
平成白熱党63年文学部卒石川孝

１月２日　大手町スタート地点	新幹線でいざ箱根へ
１月２日　箱根ゴール地点　山口箱根町長と	１月３日　大手町ゴール地点
慰労会　選手達	慰労・激励会

西監督の挨拶	来年につなげる誓い