最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

武内 裕 作陶展を観賞して (苅部彰夫・木村 武 ・武内 裕)

上段が武内裕氏作品

武内裕 作陶展が今年も5月22日(日)~5月29日(日)まで東京銀座ギャラリー・シルクで開催されました。武内裕氏は昭和61年明治大学法学部を卒業され、現在は京都で京焼窯元秀峰窯・ショウルーム秀峰堂 代表として陶芸の制作活動に携わっておられます。(当ホームページ4月23日付 お知らせ欄で既報)
作陶展を観賞された会員からの投稿と武内裕氏の礼状を掲載します。

★ 武内裕 作陶展を観賞して  苅部彰夫 (S43年法学部卒 ㈱アーバンスタッフ インターナショナル 代表)
 
京都清水焼の作家武内裕氏の作陶展に行ってまいりました。
氏は毎年銀座で作品展を開かれ今年もご案内を頂きました。今回の作品はティカップ、湯のみ、お皿、とっくり、花瓶といった焼き物からストラップなどの小物などもとりそろえられて幅広い層の人達の目を楽しませていました。
作品の特徴は独特の色鮮やかな色彩でお皿やティカップが展示されていました。モダンで斬新でありながら伝統に根ざした渋さも感じさせます。割と実用的なものがあり目を楽しませてくれると同時に我が家にもひとつふたつあってもいいな思いみなさんにお勧めいたします。
ありがとうございました。

★ 武内裕 作陶展を観賞して  木村武 (S39年法学部卒 元マスコミクラブ会長  エム・ティ・ケイ代表)
若手 陶芸家 武内裕君の誕生、
 20数年前、京都の書道家、画家、詩人の伊藤紫虹さんの紹介で 明大マスコミ会(明治大学マスコミクラブ)へ入会が縁で交流が始まった。 当時のMMCには、陶芸家 備前焼人間国宝の藤原 雄さんなどOBの芸術家との交流が多かった。武内君は、京都清水焼の窯をお父さんから譲り受けて、オリジナルの陶器制作に意欲的でMMCの総会、懇親会でなど熱心に出席して説明をしてくれるが、よくわからないのが、実情だった。当時の故長井会長、堀威夫さんら先輩が心配して作品発表の個展を開くようアドバイス、17年前 銀座みゆき通りの画廊で第1回が開催された。 若手、陶芸家の誕生であった。

17回 作陶展
 個展最終日 5月29日 雨の日曜日、銀座丸源ビル画廊で武内君に会う。東日本大震災後の個展心配したが、例年と変わらない来場者があり、デパート、老舗の取引先もいつものように、契約がまとまったようだ。武内君の作品は、明るく、軽快で、力強さが好きで我が家の食器もいつのまにか武内カラーが中心になった。昨年12月に京都、東山にある秀峰堂に行き、両親の結婚60周年記念の夫婦(めおと)茶碗を依頼した、工房は、陶芸教室や新作などで活気にあふれ、古い京都文化のにおいがした。
 銀座の作陶展が20回、30回と続き武内君が日本を代表する陶芸家に成長するよう応援しましょう。

両親の結婚60周年記念夫婦茶碗

夫婦茶碗:両親の名前入り










★ 武内 裕氏からの礼状
 銀座の個展、無事に終了しました。いろいろとお世話になりまして、ありがとうございました。私のようなものに時間を割いていただき、心から感謝申し上げます。期間中は、震災の復興もままならない状況の中、また天気もずっと悪い中でしたが、思いの外、多くのお客様に来ていただき、盛況の内に終了することができました。特に、校友の方には、お世話になりました。ありがとうございました。また、予定が合えば、全国紫明クラブの定例会に出席したいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
                             武内 裕

 

 

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