最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

東北関東大震災 広がる連携・連帯の輪:会員からの連絡③ (駒田一郎・利光保則・高橋充・藤島正純)

★3月22日受信  駒田一郎 (S55年商学部卒 京王電鉄㈱)
11日の震災以来、被災地の状況が明らかになるにつれて犠牲者数も増え続け、 戦後最大となるなど痛ましいかぎりですね。
毎日テレビ報道を見る度に涙を禁じえません。
被災地ならびに被災された方々の一日も早い復旧、元通りの生活を心から祈っております 。幸いにもわたしども京王電鉄のみならずグループ全体では人的被害は免れましたが、 鉄道、ホテル等の物的被害が発生し、復旧までの間お客様には大変なご不便をおかけし 申し訳なく思っております。
また電力不足による計画停電が続いているため、電車本数減等を余儀なくせざるを得ず この点でもご迷惑をおかけしているところでございます。 ただ東電からも鉄道は除外指定となりましたので、生活インフラとしての役目をできる限り 果たしていけるよう最善を尽くしてまいります 。
弊社は3月決算ということもあり、会社業績にも大きな影を落としていますが、これを機会に改めて全社員一丸 となって乗り越えていきたいと考えております。
今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます 。

★3月22日受信  利光保則 (S59年経営学部卒 明治乳業㈱)

電力、資材、原料、エネルギー全てが不足の為、生産が追いつかない状況に加えて、福島原発放射能問題の問い合わせにてんてこまいです。物資は被災地にいきわたるように不要な買占めは止めております。こんな時こそ冷静沈着、マイペースで亀のように前に進んでおります。
ところで4/1付で異動の辞令がでまして 何と被災地である東北支社となりました。(仙台勤務です)事務所は崩壊はまぬがれましたが ライフラインは復活せず、仙台までの交通網がなく 当分東京で勤務となります。
三陸のきれいな海は絵葉書だけの世界になってしまったことを残念に思いますとともに 被災された皆様が一刻も早く元気を取り戻すことを祈っております。

★3月22日受信  高橋 充 (2005年文学部卒 ㈱JTBアドプロダクト)

 JTBの国内旅行パンフレットの制作担当として様子をご報告いたします。
震災以後JTBグループでは東北方面への旅行のお客様の安否確認を最優先でおこなっております。また被災地のホテルや旅館との連絡を強化しています。
被災地の観光関連の復興には時間がかかると思いますが、JTBでも義援金を送り、被災地のいち早い復興に役立てていただきたいと思っております。
私の部署では今後、旅行パンフレットの内容変更や制作中止などが発生しております。弊社も東北に営業所がございますが、今後も安全優先で、業務をおこなって参ります。
先の話ですが今後の観光関連の復興について気をつけないといけないことがあります。過去の例からもよく言われますが、復興してからの「風評被害」の問題です。観光地が観光客を受け入れることが出来るようになった後でも、震災の風評被害で観光客が来ない状況がよくあります。
現地の受け入れ態勢が整った状況なら、旅行会社は現地観光施設や宿泊施設、バス会社などと旅行ツアーを再開いたします。
そのため観光地の経済復興のためにも旅行ツアーが再開されたら、現地の復興のためにも旅行をしていただきたいと思います。
観光面でも復興後は被災地を「前へ」押し進めていただければ幸いです。

★3月22日受信  藤島正純 (S47年工学部卒 ㈱西原衛生工業所)

 ありがとうございます。未曾有の大災害に当たり被災地の方々に慰め申し上げる言葉もございませんが今出来ること、復旧の業務に社員一丸となって取り組んでいます。



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