最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

東京六大学秋季リーグ・対法政1回戦観戦(山口貴之) 

★東京六大学秋季リーグ・対法政戦観戦記 山口貴之(S61政経卒 ダイダン㈱)

山口貴之氏

10月20日、神宮球場に東京六大学野球2012年秋季リーグ戦第7週、対法大1回戦の応援に参加しましたした。
この日は晴天に恵まれ、正に“六大学野球・観戦日和”となりました。法政に2連勝ならば2012年秋季リーグ優勝も可能性が残る大事な初戦。何が何でも勝利せねばならず、否応が無しに応援にも熱が入ります。
『“あの頃”、明治では広沢(元ヤクルト・巨人・阪神)や福王(元巨人)が活躍してたな~。そうそう、法政には小早川(元広島)が居たっけ。みんな、現役を退いて第二の人生は何をしてるんだろう?考えてみれば、あれから30年も経ってるんだよな。。。』 
そんな郷愁にかられながら、案内された応援席は三塁側スタンド最前列。しかも、応援団の舞台脇にありました。
「ス、スゴイ!!」  (紫明クラブに感謝です)
学生時代には座ることが出来なかった、正に“スタンドかぶりつき”の座席。こんなシートを用意して頂いたのですから、我々OBも老骨に鞭打って、母校の応援に全身全霊を捧げなくてはなりません!! 
両校のエール交換が終了し、いよいよ試合開始。1回表、岡大(3年)の適時打で1点を先制し応援席が盛り上がるも、その裏、法政の長打攻勢で逆転を許してしまいました。波に乗る法政から3回裏にも追加点を許してしまい、スコアは1-3。明治は中盤戦からの巻き返しを図りたいところでしたが、肝心なヒットが出ません。
上原(1年)-今岡(2年)-山崎(2年)の小刻みな投手リレーで何とか法政打線を凌いでいるものの、このまま終ってしまうのか・・・と不安にかられながら見守っていた9回表。
小川(4年)の適時打で1点を返し、もう一押しで同点に追い付く場面で応援席も最高潮に達しました!! ・・・が、反撃はここまで。後続が打ち取られ、無念にも試合終了となりました。
「残念だったな~。。。もう一息だったのにな~。」
「それにしても、打てないね~。。。」
「4安打しか出ないんだから、今日は難しかったね。」
「でも、最終回が盛り上がったから救われたよ。」
「あのまま終わってたら、今夜は悔しくて寝れないよな。」
「今日は1年生が多かったから、春季に繋がればいいよ。」
・・・そんな話を口々に神宮球場を後にしましたが、活躍した選手も応援団もチアリーダーも、そして応援席の学生も4年生は来春には就職し、社会人としてそれぞれの道を歩みます。これからが、長い長い人生です。
『みんな、学生時代にたくさんの“思い出”を作れたかな?』 
見上げれば、秋晴れの太陽が穏やかに降り注いでいました。 (完) 

応援席の山口氏 (左端)

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