第８９回箱根駅伝応援観戦記④ー往路３区・復路８区 湘南海岸 （武 隆敬）
最終更新日時： 2013/01/05 10:58 筆者： jimukyoku 2013/01/05 10:56
★勝利に向かって試練の走り 武 隆敬 （Ｓ４３年商学部卒 前 安田倉庫㈱ 現 国際物流総合研究所㈱）
1月2日 落合平塚市長（中央） 右隣筆者 武隆敬氏
明けましておめでとうございます。
全国紫明クラブ会員、校友会の皆様、清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます
さて、２０１３年の新年も平穏に年が明け、昨年、３位だった結果が遠い過去のように今年は勝利を、の言葉を胸に抱き、地域支部の役員として駐車場の開門（８：４５）に遅れじと、明大応援旗、竿を車に積み込み湘南海岸に駆けつけました。
往路、湘南海岸は実況放送でもご存じのように、強風が吹き、走る選手にとっては絶好のコンディションにはほど遠く、このコンディションを如何に生かして走るかが、勝負に大きな影響を及ぼすのではないかと感じられる様相でした。
平塚地域支部応援団は、今年も平塚市長を始め、多くの会員の皆様が集まり、また、大前さんのご協力により、応援参加者には明治ロゴ入りのボールペンを差し上げる粋な配慮も試み、より多くの校友が参加することを期待しました。
往路は、１区文元選手が期待に違わぬ走りをし２位、２区大六野選手、３区菊地キャプテンも遅れることなく、我々応援団の前を元気に走り抜け、４区矢木沢選手も好走、５区期待の大江選手への襷タッチ、前回までの実績からすれば、と大きな希望をもってテレビ画面に見入ったところ、必ずしも不調とは言えないものの、期待が大きかっただけに、日体大服部選手との４分近くのビハインドは復路に不安を抱かせるレース結果となりました。
これも不安視した強風が結果的には明治に味方しなかったからなのでしょうか。
復路３日は、前日同様、８：４５分に駐車場に向かうも、既に多くの車が開門遅しと並んでいる状況であり、天候は昨日とはうってかわって、穏やかな小春日和を思わせ、走る選手にとっては絶好のコンィションとなりました。
応援の準備も早々と整え、選手の通過を待つ中、６区広瀬選手は昨年の経験を生かし、見事な走りで山を下り、区間２位の成績を残し、７区有村選手も好走、８区横手選手も目の前を好調な走りで通過、首位日体大とは３分ほどの遅れはあるものの、東洋大学とは前方にその姿をとらえられる位置での走り、また、後方の早稲田、帝京、駒大とは２分以上の大差があり、いよいよ勝利に向かって９区松井選手、１０区北選手が走ってくれるかと期待を胸に、後かたづけをし家路に急ぎました。
昼食を食べ、テレビに映る姿は松井選手の予想しえなかった厳しい走り、どうにか１０区北選手に襷を繋ぎ、北選手も元気に走り出したものの、遅れを取り戻そうとした前半の走りが、後半に影響したのか、結局、最後は順天大までにも抜かれ７位という結果となりました。
結果云々はともかく、１０人の出場選手と補欠の選手を含めたメンバーが、如何に当日、持てる力を遺憾なく発揮するかが、勝利への鍵ということを示した今回のレースであったかと思われます。
有力な力のある選手はそろっています。あとは、日体大の予選会出場から勝利する団結力のみ。
今回の結果を教訓として、我々、校友も長い目で、ある時は優しく、ある時は厳しく応援しようではありませんか。ともかく、シード権獲得おめでとうございます。ガンバレ、明大競走部。
 1月2日 湘南海岸沿道の応援風景 |
 ３区菊地選手の力走 |
 1月3日 ズラリと並ぶ沿道の明大応援旗 |
 1月3日 7区横手選手の力走 |
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