最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

映画「トテチータ・チキチータ」試写会感想記①ー故郷福島の人たちに感動 (伊藤尊示)

2月26日(日) 明治大学で映画「トテチータ・チキチータ」の試写会が開催をされましたが、観賞した会員の皆さんからの感想記を掲載します。
★故郷の人たちと俳優とが一体となった映画に感動   伊藤尊示(S48年 農学部卒)

主演:松原智恵子さんと筆者

 私は福島県会津の出身で、原発の影響は会津では直接的にはあまり無かったのですが、間接的には風評被害によって会津若松市・喜多方市近辺の観光は、閑古鳥が鳴いている状態です。また地元で取れる食材も同様の風評被害で大きな打撃を受けています。今日の映画を見ていて、田舎の風景がたくさん出てきましたので、非常に複雑な気持ちになりました。会津には浜通りの自分が住んでいた場所に帰れない方々がまだたくさんいらっしゃいます。
映画の内容は少し難しかったかもしれませんが、ロケが福島県で行われた意義は大きく、原発被害の逆境に負けない福島の人々が今を元気に生きて、しっかりと未来を見つめている姿が画面を通して感じられました。本当に素晴らしく感動ものでした。出演されている俳優さんの演技力の素晴らしさと地元のエキストラの方々の団結力の大きさに、奥に秘められた物語の大きさを感じました。

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