最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

世界一高い 『東京スカイツリー』 に上ってきました (伊藤尊示)

★世界一の高さ~「東京スカイツリー」からの眺め 伊藤尊示 (S48年農学部卒 ユニバーサル企業㈱)

東京スカイツリーでの 伊藤尊示氏

 7/1(日)、今HOTな話題の東京スカイツリーに上ってきました。開業以来、幾度となくインターネットでの申込をしていてようやく当選したのです。当日はあいにくの曇り空で、天気予報では雨が降るとの予想でしたが、運よく展望塔を下りるまでは雨は降りませんでした。しかしどんよりとした空模様だった為、残念ながら遠くまで鮮明に景色が見える状態ではありませんでした。
㈱大林組が作った東京スカイツリー。技術の難題を克服しての世界一の高さへの挑戦~そこで携わった多くの人々の夢と希望を見事なまでに実現しているのだと思うと自分の事のように嬉しさを感じました。私は建設期間中は何度も現地に足を運び、一歩ずつ立ち上がるスカイツリーの建設物語を写真に収め続けてきました。
今年の5月22日についに開業の日を迎えましたが、人よりも早く、一刻も早く登ってみたいと言う思いが募り、インターネットの募集が始まると毎日のように申込を行いました。申し込む度に抽選は外れ続け、半ば諦めかけていた矢先に7月1日分の当選の連絡が入り、念願のスカイツリーからの展望が実現した訳です。聞けば申し込み者が殺到して100倍以上の倍率が続いているそうです。

至近からスカイツリーを見上げる

東京スカイツリーは、敷地面積;約36,900㎡、高さ;634m、施設として展望施設(350m・450m)・放送設備・店舗・レストラン等があります。自立式の電波塔としては世界一の高さとなるとの事で西側に東武伊勢崎線 スカイツリー駅、東側に都営浅草線・京成押上線押上駅、東武伊勢崎線・東京メトロ半蔵門線 押上駅が乗り入れ、ビル内には、商業施設、水族館、プラネタリウム、オフィス、スクール等があり、連日超満員の人で混雑しています。

 昨年の3/11の地震発生時には、工事中の高さ619m~625mの地点で、振れ幅が6mほどになったそうですが、すべて設計上において想定の範囲であり、地震当日は全員無事であり、構造体に被害はなく、作業員の安全、警報システム、行動マニュアル、指定場所への避難等すべて問題はなかったとの事でした。やはり世界に誇る日本の建築技術はすごいとつくづく感じました。多くの方々の情熱と努力により計画通り2012年5月22日に開業した訳ですが、ここで働いている人は関連施設を含めると4000人を超えるそうですから、実に多くの雇用が生まれているのです。東京スカイツリーという一大観光拠点の誕生に、周辺地域の皆さんの期待は大変大きい事はもとより、日本経済に与える影響も大きいのです。

350m、450mから見る景色はやはり初めての経験、あまりにも小さすぎて人が歩く姿を見つけるのは大変です。見るものがすべて小さすぎて非現実的で、正に天空からの景色という事が出来ます。今ここで地震が起きたらどうなるのだろう、と思いながら約1時間の天空からの景色を思う存分眺めてきました。

展望回廊(第2展望台) 450m

最高到達点 451.2m

想像した以上に大きい鉄塔鋼管

想像した以上に大きい鉄塔鋼管

最高地点から西を眺望 眼下に隅田川


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