最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

アサヒビール、明治ミルク館の工場見学会に参加して ① (伊藤尊示) 

★全国紫明クラブ「社会見学会」を開催! 平成24年10月31日実施
アサヒビール茨城工場とmeiji「みるく館」の工場見学  伊藤尊示 (S48年 農学部卒 ㈱ユニバーサル企業)

伊藤尊示氏

アサヒビール茨城工場の見学に行ってきました。秋晴れの中、東京駅から出発した貸し切りバスは渋滞にも会わずに予定より早めにビール工場に到着。先ず案内係の方との面談ののち、三面の大型スクリーンでアサヒビールの取り組みをお聞きしました。いかに環境に配慮しながら徹底した衛生管理の下で味にこだわってビールづくりをしているか、の情熱的な話からはじまりました。原料の展示~仕込み室・中央コントロール室~発酵熟成工程~ろ過室~瓶詰・缶詰の行程を見て、環境の取り組み、徹底した再資源化の状況を聞きました。あらためてビール酵母の働きについて学びましたが、ビールは味と新鮮さが命と考える工場の方々の熱い思いが伝わってきました。その後の地上60mでの試飲タイムは格別で、思い出に残る工場見学となりました。  


アサヒビール茨城工場のビオトープ

たくさんのビールの発酵ビン

工場の60mからの展望~スカイツリー

次に、meijiのみるく館を訪問しました。昔一度行った事がありますが、牛乳の工場は衛生管理の最たるところでかなり厳しい衛生管理を行っています。当然HACCP手法を採用しています。先ず工場についてトイレに行くのであるが、トイレでは確実にアルコール消毒をしなければトイレから出られないシステムとなっている。工場見学では先ず映像による企業の紹介と牛乳の説明~そして工場見学の順番となる。まず最初に受乳という工程からはじまる~次に清浄化と言ってクラリファイヤーによって微細なゴミを除去~そして均質化、つまりホモゲナイザーによって脂肪球を微細化し消化しやすくする~そして高温殺菌~充填~という工程となる。工場の至るところで徹底した衛生管理の状況をみる事ができる。この状況を見れば私たちは安心して牛乳を飲む事が出来る。牛乳は栄養価が高く、子供の成長~病人食まで欠かすことのできない安価で信頼性の高い食料の一つであるが、あらためてそれを確認・実感できた見学会でした。 今回は会員の利光さん(S59年経営卒)、そして所長の弥吉 転さん(明大出身)に大変お世話になりました。

meiji「みるく館」の玄関

工場入り口横の乳牛の人形

 


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