最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

明治との出会い (加藤正弘) 

加藤正弘氏

★明治との出会い 加藤正弘 (S56法 ミドリ安全㈱) 

明治との出会いは四十年以上前の小学生の時だと記憶している。
地元の大学生に連れられ神宮球場での東京六大学野球の観戦時であった。
明治の対戦校は早稲田であったかと思うが確かな記憶はない。ただ島岡監督が一塁側のコーチャーズボックスに立っていたことは覚えている。後年改めて目の当たりにした監督の姿よりスマートであった。隣に座っていた同伴の学生に島岡監督のことを尋ね、応援団出身の六大学の名物監督であると聞かされたが、確か彼は早稲田ファンであったのでそれ以上のコメントはなかった。その時の応援合戦に感激し、中学・高校時代も神宮へ度々足を運んだ。

 甚だ無礼で申訳ないが、当時は特に明治ファンではなかったが、その応援を反対側から見ていて得点時の校歌合唱等その迫力に驚嘆した印象がある。またとても良い曲と脳裏に残っていた歌が入学後、学生歌「都に匂う花の雲」であることが分かり、私の明治入学は必然だった?のかもしれない。

 在学中の野球の優勝はリーグ戦三回、大学選手権二回、明治神宮大会一回ラグビーの早明戦四連勝、大学選手権優勝二回と応援にも熱が入った。勉強の方はゼミ中心の学生生活を過ごした。就職時には当時の就職課にお世話になった。金融関係の会社に内定していたところ、私の適性を見抜いた上で、その業界には向かないと断言され現在の会社を紹介された。今も同じ会社で仕事を続け、現場で働く人々の安全衛生を守る使命を担っており、紹介して頂いた課員の方への感謝の気持ちは今も変わらず持ち続けている。

 卒業後数年して恩師の三枝先生より「ゼミのOB会を起ち上げるので手伝うように」と言われ、その結成に参画した頃から大学との関わりを少しずつ意識し出した。その後富山、岐阜の赴任先で校友会に参加し、三年前に東京に戻ってからは江戸川地域支部にお世話になり、今年五月より当クラブに入会に入会させて頂いた。

 母校は心の古里であり、しかも当クラブに参加することで先輩各位から直接本音のお話が聞ける。この機会を活かし今後も母校明治と関わっていきたい。

 

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