最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

会員訪問記ー経営トップを目指して修行中 (相臺志浩氏) 

★建築文化の向上に寄与 相臺志浩 (H9経営 日新工業㈱)

専務室で 相臺志浩氏

足立区北千住の日新工業本社に相臺志浩氏を訪ねた。北千住は昔ながらの下町風情が残る町とのイメージがあったが、駅に降り立って驚いた。最近東京電機大学が進出し駅周辺の様子が一変し明るくなったようだ。商店街で道を尋ねたら「あー日新工業ですか」とすぐに教えてもらえた。

通された応接室は本来は専務室だそうである。

日新工業について
「大正11年創業のアスファルト防水の草分け的な会社です。建築防水をはじめ、土木防水、住宅屋根下葺材、屋上緑化、太陽光発電関連資材の材料を手掛けているメーカーです。これまで多くの著名物件で弊社の防水材料が採用されてきました。実はリパティタワーにも弊社材料が使われています。また、弊社の屋根下葺材という防水シートは全国のお客様に愛され、住宅の屋根下に使われています。そして今、私たちは防水の範疇を超えた『屋上のスペシャリスト』を目指しています。」

将来会社を任される準備は
「現社長の父より、今年2月に専務の職責を命じられました。オーナー企業ですから、おのずから会社を担っていく心積もりは持っています。今は専務室から出て大部屋で業務の掌握につとめています。またお客様は全国にいらっしゃいますので、できるだけ全国を回ってお客様のニーズをできるだけ掴むようにしています。」

日新工業建築設計競技とは
「お世話になってきた建築業界への感謝と、建築文化の発展に寄与できればと第一線で活躍する建築家を審査員に迎えて設計コンペを行っています。すでに今年で40回目を迎え、多くの若手建築家、現役学生が参加し、著名建築家への登竜門になっています」

趣味がコーラスと聞きましたが
「学生時代混声合唱団に所属していましたが、現在もOBの集まりであるコーロ・ディ・メイコンに参加して活動を続けています。毎年定期演奏会を開催しており今年で22回目になります。最近はコーラスだけでなくオペラにも挑戦し、発音、演技にも磨きをかけています」

日新工業はこの業界では田島ルーフィングと2分する大手である。若い経営者は、今まで培って来られた企業理念、経営ビジョンを新しい感覚でまた推進される事でしょう。

 

 

 

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