最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

会員訪問記ー社内異業種の総合商社 (山口英則氏) 

★将来の夢は海外へ  山口英則 (H6理工 三菱商事㈱)

山口英則氏

三菱商事㈱に山口英則氏を訪ねた。
名刺に書かれている所属と肩書は、新産業金融事業グループ開発建設本部 収益不動産開発部 投資開発チームリーダーと大変長いものである。

 何をしている部署ですか
「いわゆる不動産開発事業、デベロッパーですが、私の部署は開発建設した物件を自社で保有するのではなく、売却をして収益ををあげる事を目指しています。
売却先はリートやファンドであったりいろいろです。案件は商業施設、賃貸マンションの他、最近は物流倉庫を数多く手がけています。
部には3つのチームがあり、それぞれ北米、国内商業、国内商業以外を担当しており、投資開発チームリーダーは商業以外の担当チームリーダーです」

 三菱商事に入社されたいきさつは
「私は建築の修士課程に進みましたが、デベロッパーに強い関心を持っていました。デベロッパー業者は当時文系の学生を採用するところが多かったですが、三菱商事の不動産開発部門は理系の学生も採用することを知り受験しました。院卒ですから他の受験者より年齢が行っている分面接で落ち着いた対応ができ合格したのでしょう。商社の入社試験は早く内定が出た後はどこも受けませんでした」

 商社の魅力は
「総合商社ですからいろんな事業を手掛けています。同期入社の連中と定期的にあって情報交換をするのですが、正に異業種交流会の感があります。自分の知らない分野が社内に沢山あり、しかも世界にまたがっている醍醐味が一番の魅力です」

 将来の夢は
「今は国内を担当していますが国際的な案件を手掛けてみ泰と思っています。アメリカ、中国、ヨーロッパでも展開していますが、最近は東南アジア、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、ベトナムが本部の戦略エリアです。世界視野で事業を展開しているのですから挑戦したいと思っています」

 山口氏が入社した年には、もう一人文系の明大卒がいるそうです。明大からは平均年一人くらいの入社で在籍者は少ないそうです。多くの明大生が世界一の総合商社を目指してほしいものです。

 

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