最終更新日時 2024-04-26 22:28:34

会員訪問記ーゼネコン淘汰の苦難を乗り越えて(高橋裕史氏) 

OBとして応援団の改革、発展を希求  高橋裕史(S63 商  ㈱熊谷組)

胡蝶蘭が飾ってある応接室で  高橋裕史氏

飯田橋の熊谷組本社に高橋裕史氏を訪問した。玄関ホールにい一対の胡蝶蘭が飾ってあるのが目を惹いた。

通された応接室にも胡蝶蘭が置かれている。

沢山の胡蝶蘭が飾ってありますね

「この6月末に社長が交代しました。頂いたお祝いの胡蝶蘭です。新任の樋口は熊谷組で初めての建築畑出身の社長です。私もずっと建築部門ですから、心強く嬉しく思っています」

聞けば高橋氏もこの度の人事で副部長に昇進された由、祝意を伝えた。

熊谷組の現況は

「大改革を行った後の再建途上にあります。以前は大手6社と言われ、完成高も1兆2千億円の時代もありましたが、現在は売上高2600億円でスーパーゼネコンとは大きな開きがあります。売上高ではなく中身の問題だと考えています。熊谷組は土木が強いと見られがちですが、建築と土木の比率は7:3です。建築工事は民間設備投資に負うところが大きいので、アベノミクス3本目の矢の効果に期待しています」

母校応援団について

「応援団団長を務めさせて頂いた立場ですから再建を願っていますが、当事者として今は静かに見守りたいと思います。悪しき伝統を改め新たな応援団の船出を心より念じています」

高橋氏は北海道札幌の出身ですが、今はご両親も東京に移られ、北海道に帰る機会もなくなられたそうです。首都圏全域の営業展開に奔走される高橋氏にエールを送るものです。

 

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