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最終更新日時: 2013/11/14 09:45 筆者: jimukyoku 2013/11/14 09:45
★学生とは思えない迫力 長谷川欣則 (H1理工院 長谷川欣則建築事務所)
今年で10回目の公演を迎える明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP)を観賞しました。
10回目ということは、私が学生の頃から行われていたことになりますが、
恥ずかしながらこのMSPのことを知りませんでした。そんな状態のまま公演に行きました。
公演が始まる前に、予備知識を入れるべくパンフレットを見てみると
演者・舞台に関わるスタッフ全てを現役学生が担っているとのこと!
一体どんな舞台のになるのか想像もつかないまま開演を迎えました。
会場を所狭しと動き回り、学生とは思えない迫力。
もちろん荒々しい部分もありましたが、そういう完成されすぎていない部分が
舞台が進むにつれて、活き活きとした輝きに感じられました。
舞台を見ながら、頭の中半分では
演技はもちろん、舞台セット・照明・衣装・音響等にいたるまで
4時間程の長い舞台を、ここまで完成させるには一体どのくらい練習してきたのか?
ということを考えていました。
「大学の授業も上の空で、台詞を覚えていた人も少なくないだろうな」
「友達の遊びの誘いも何度も断っていのだろうな」
「大学生という貴重な時間を、このひとつの舞台のために費やしたことは、どんな素晴らしい経験になるのだろうか」
など、そんな世界に引き込まれているうちに、4時間あっという間に終わっていました。
この舞台に関わった100人以上もの学生に大きな拍手を送りたいです。
ありがとうございました。