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最終更新日時: 2019/02/15 05:09 筆者: morita 2019/02/15 05:08
新年例会開催報告
幹事 加藤正弘 昭和56年法学部卒
会場の和敬塾(旧細川侯爵邸)は東京・目白の7,000坪の敷地花と緑に囲まれた豊かな環境に約400名が集う学生寮 建物は昭和初期の華族邸宅で東京都の指定有形文化財です。
今回 当塾の専務理事で当会会長補佐の佐藤一義さん(昭和52年経営)にお世話頂きいつもの紫紺館を離れての開催となりました。
2月9日の当日は雪による交通障害も心配されましたがほぼ支障なく来賓並びに会員の皆様にお集まり頂き、また広大な庭の雪景色を堪能できました。
開会前に行われた邸宅内の見学会ではバラエティに富んだ東西様式を折衷した近代建築に感動しつつも二・二六事件に対応した建築-刀を振り下ろせない
狭い階段や鉄格子状扉等-の説明を聞き暗黒の時代を垣間見る思いがしました。
講演会には津武欣也先生(明治大学政治経済学部基礎マス研究室講師)にご登壇頂き『舌の記憶-昭和 平成の時代を超えて』の講演を拝聴しました。何れも
毎日新聞記者時代の取材がベ-スにあり生産者の立場に立った興味深い内容でした。懐かしい響きのインド林檎島崎藤村の詩「初恋」の林檎は信州 小布施産
か・岐阜真桑(現 本巣市)のまくわうり(プリンスメロン等はまくわうりとメロンとの交配)・島根県のケンポナシ・さつまいも花魁 等次々と提供される話に時間の過ぎるのを
忘れ引き込まれました。続きは先生の著書『もう一度食べたい』をご覧ください。
懇親会では友好団体の建設・不動産駿台会の高橋会長とマスコミクラブの堀口会長の挨拶を頂戴し佐藤会長補佐による乾杯の発声により楽しい会が開始され、
和敬塾専任の調理師による数々の美味しい料理に感動し講演会同様あっという間に時間が過ぎました。
途中紫紺クラブ大西副会長と当会佐野副会長より両クラブ共催のワイン会の案内があり今後コラボ企画を積極的に推進することを宣言しました。
中締め前には新年例会の恒例行事年男年女による豆まきが行われました。大ホ-ル二階より一階ホ-ルに向かい年男の大谷育三さん(昭和33年経営)が
大きな声で豆をまき参加者全員の多幸を祈念し自ら七回目の年男をお祝いしました。
最後に眞柴幹事長による中締め挨拶があり全員輪になって校歌を斉唱しお開きとなりました。
次回は5月21日の総会例会を紫紺館にて行います。講演は国際日本学部の鈴木学部長をお招きする予定です。皆様お誘いあわせの上奮って参加ください。