最終更新日時 2022-12-15 16:44:38

11月(忘年)例会が講師に松本競走部部長を迎え賑やかに開催されました(11月29日)

11月29日(火)紫紺館に於いて忘年例会を開催しました。
今回は講師に松本穣商学部教授・競走部部長をお迎えし「明大箱根駅伝復活への軌跡と展望」と題して講演をして頂きました。松本部長はパネルを駆使して、箱根駅伝における明治大学の華やかな時代、その後の長期低迷と復活を目指しての戦いの歴史を、そうして優勝も決して夢ではなくなってきたチームについて公演されました。話のテンポとユーモアにに惹きつけられ、また愛校心をくすぐられ時の経つのを忘れた一時間でした。
忘年懇親会にはゲストとして学生校友会の皆さん、シェイクスピア劇参加の学生の皆さんを迎え、応援団吹奏楽部とバトン・チアリーディング部の皆さんの若さ溢れる模範演技をまじえて大変賑やかで華麗な忘年例会となりました。


 
『松本 穣氏 講演抜粋』
1. 松本ゼミについて
①(松本せんせいは)教育生活40年、今年の松本ゼミの学生は第37期生となる。今までの卒業生は1351名、公認会計士・税理士等は勿論、有名な多くのスポーツ選手もおり、体育会系の卒業生は238名を数える。勉強だけではなく人間教育が大切である。
②ゼミ・講義の主眼
・簿記・会計学・経営分析は、社会に出て必須の知識になるので誰でも理解できるよう、出来るだけ平易に教える。
・職業選択にあたり、各自に相応しいものは何かを真剣に考えさせる。
・何事もバランスが大事である事を教える。
・明治大学に来て良かったと思って卒業するよう[思い出づくり]を心掛ける。

 2. 箱根駅伝の歴史データ
①第1回は1920年(大正9年)、東京高師、明治、早稲田、慶応の4校で発足。
②第16回、第17回、第19回、第20回、第21回の5回は、戦争の為中止。
③第29回・1953年(昭和28年)、NHKがラジオ放送を開始する。
④第55回・1979年(昭和54年)、[テレビ東京] がテレビ放送を開始(1~9区は録画、10区のみ実況中継)。
⑤第79回・2003年(平成15年)から出場枠15校⇒20校に増える。
最近の17年間の明治大学の足跡であるが、平成16年に復活し、平成17年~平成18年と3年連続で箱根駅伝への出場を果たすも、平成19年には連続出場が途絶えてしまった。平成20年からは43年振りにシード権を得、平成22年まで3年連続のシード権を得るところまで成長している。

 3. 第88回・2012年、箱根駅伝予選会
予選会の結果、上武大学、山梨学院大学、国士舘大学、東京農業大学、神奈川大学、帝京大学、城西大学、中央学院大学、順天堂大学の出時用が決まりましたが、第82回優勝校の亜細亜大学、連続出場43回を誇る大東文化大学、古豪の法政大学、日本大学、専修大学の出場は叶わなかった。
 箱根駅伝には、ヒト、モノ、カネの補助は絶対に必要である。良い選手を集めるのは本当に大変である。明治大学には、4年前からスポーツ推薦入学制度ができ、有望な高卒スポーツ選手が取れるようになった。

 4. 第86回~第87回箱根駅伝から見えてくるもの
①第86回優勝校 東洋大学   明治大学との差 11分44秒
②第87回優勝校 早稲田大学 明治大学との差  8分33秒 
③明治大学の成績
・第86回 11:21:46
・第87回 11:08:24
この結果を踏まえれば、今年は早稲田を抜いて東洋、駒沢と共に3強に入る事も現実味を帯びてきた。今年は63年振りの優勝を目指し、箱根駅伝に新し時代を築いていく事が目標である、
                                                         以 上                             (記 伊藤尊示)

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