★上演回数を重ねる度にみなぎる自信　伊藤尊示　　（全国紫明クラブ事務局長）　

平成２４年１１月１１日、アカデミーホールで明治大学シェークスピアプロジェクト「お気に召すまま」を観劇した。
私自身としては今年で３年連続の観劇である。今回はこのプロジェクトも９回目と言う事で内容は自信に満ち溢れ、演出･演技の内容は濃く、誰の目から見ても演劇の楽しさを思う存分に見せてくれました。学生たちが心ひとつになってみんなで作り上げたシェークスピアプロジェクト、誰一人として手を抜く事無く最後まで全員でやり遂げた事、本当に素晴らしい事であると感じました。昨年も思いましたが、ここに至るまでの道のりはさぞかし大変であったろうと想像します。シェークスピア自身が綴った英語の原文を日本語に翻訳し、セリフの原案を考えるコラプターズの面々、演出を担当する文学部４年の米澤さん、全体をプロデュースする文学部２年生の北野さん、多くのキャストの方々、舞台美術、衣裳のデザイン～縫製、舞台を照らす照明部、音楽を演奏したり音を操作したりする音響部の方々、その他HPの担当であったり宣伝広報を担当する方々など、華々しい舞台の裏側では簡単には語れない多くの人達の努力があったものと思います。この一つの物語をみんなの力で作り上げ、成功裡に終わった事に対して心からの「おめでとう」を言わせて頂きたいと思います。明治大学駿河台キャンパス･アカデミーコモンで来年またお会いいたしましょう！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記録：伊藤尊示

アカデミーコモンに張られた垂れ幕	パンフレットの表紙
受付風景	満員の客席

	フィナーレ