最終更新日時 2022-12-15 16:44:38

9月例会講演を聞いてー待たれる三木、村山氏に続く政治家の輩出 (佐藤公一) 

★時事通信社 西澤社長講演会感想      佐藤公一   (S46政経 パレス化学株)

佐藤公一氏

佐藤公一氏

[政治における周縁と中心]という演題の講演と言う事で、具体的にどの様なお話を伺うことが出来るのか全く見当がつかないままに講演会当日、会場となった紫紺館に赴きました。

 講演に先立って、西澤社長からご自身の経歴・職歴について紹介されましたが、マスコミ業界を希望して、第一志望の毎日新聞社は最終面接までいって縁がなかったが、時事通信社に入社できた事でかえってご自身にとって良かったのではないかとの感想を先ず述べられました。時事通信社入社後世界週報編集部を経て、明大OBの三木首相の三木番を振り出しに内外の要職を歴任され、OBの村山首相の時に政治部で担当され、現在は社長に就任されたのですから、その通りだと思います。ご自身の就職と演題について、既に他界された政治学・岡野先生と文化人類学・祖父江先生に言及されましたが、これぞ明大OBの講演会で、明治大学関係者(政治経済学部政治学科)以外にはピンとこない名前ではなかったでしょうか。政治学科卒業生の一人として、私はとても親近感が湧きました。

講演中の時事通信社社長 西澤豊氏

講演中の時事通信社社長 西澤豊氏

 最近の政治の裏話について幾つかご披露されましたが、その中で、憲法改正問題を大上段に安部首相が、ここにきて経済問題にシフトした感がありますが、その辺の経緯を窺い知ることができました。これからも、民意を汲み上げて偽政者に正面から伝える姿勢を貫いていただきたいと思います。

 また、特に印象深かったのは、明治大学出身者から三木先輩や村山先輩のような政治家をどんどん輩出していかなければいけないと言われた事で、確かに政治が職業化して二世・三世議員が巾をきかせている昨今には変革を要すると思います。個人単位では難しい問題なので、大学・校友会が一丸となってオール明治として具体的な目標を定めて取り組んでいくべき課題ではないでしょうか。

 第一線で活躍しているOBの話は血がかよっていて、とても参考になりまた刺激になりました。最後に『フレーフレー西澤!』

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