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最終更新日時: 2013/09/18 08:15 筆者: jimukyoku 2013/08/20 09:32
★絵を描く事は観察眼の養成にも 小田俊明 (S58文 (有)グローバル・ワークス)
父親も若いころに油絵を描いていました。子どものころ、父が描いた自画像が家に飾ってあったりしました。
兄も私も、子どもの頃から絵を描くのが好きでした。家庭として、そういったことを推奨する雰囲気はあったようです。
小学生の頃から、「漫画の描き方」などの本を読んで、友人と漫画を描いておりました。その中の一人は、ギネスの世界向けのポスターを作成するほどのグラフィックデザイナーになりました。
中学でも美術部に所属した時期もあり、高校時代も退屈な授業の時にはノートに絵を描いておりました。世界史の時間が最もノートが賑やかになった記憶があります。もちろん、成績は反比例しましたが。
大学時代は、不思議と絵を描く時間を持ちませんでした。大学時代というのは、何でも試すことができる時間なので、そういった自分が本来好きだったものから離れてしまう時期なのかもしれません。
就職後のがむしゃらな時期が終わり、再びもう一度絵を描いてみようと思ったのは、30歳に近くなってからです。
いわゆる学校で使うような水彩絵の具を使っていたのですが、どうしても、重ね塗りをする、下の絵具がにじんでしまいます。
「イラストレーター」という業界誌を読んでいたときに目にしたのが、アクリル絵の具で、この絵具は、一度乾いたら滲むことはありません。30歳代の前半に使い始めたのですが、以来、この画材をずっと使っています。
年に大きいものを一枚、他、週にどんなものでもいいので一枚程度かけたらいいなと思っているのですが、なかなかそうもいきません。絵を描こうと思えるような時は、心身共に調子のいい時のようです。
アクリル絵の具は安いもので一本150円程度です。100円均一でも最近は手に入ります。使う筆も、私は、細いものを使うので、やはり、これも、200円程度です。パレットは牛乳などの紙パックを乾かして開いたものなので、お金はほとんどかかりません。
また、絵を描くことは、観察眼の養成になります。最近、研究しているのが、女性の髪形で、前髪の切り方、髪止めの使い方で、千差万別の髪型になることに驚いています。
何かの本で読んだのですが、自分が本当にやりたいことや、才能を与えられているものは、子どもの頃にすでに出会っているという話があります。好きではない授業の時に何をしていたか思いだせばいい。そこにヒントがあると。
才能があるかどうかは判りませんが、やはり、自分が絵を描くことが好きだということは実感しています。
一人で、一生楽しめることなので、これから先もずっと続けるつもりです。
(小田俊明氏の作品)